〜当日パンフレットより〜
『スリークウォーター』つまり「4分の3」に欠けている「4分の1」が、役者・スタッフ、そして何より、今日ご来場くださったお客様によって満たされて、また新しい一つの形を成します。
本日はご来場ありがとうございます。主宰の山口敦史です。
スリークウォーターは、社会人劇団としてのスタートを切って、三年目に突入しました!職場の同僚に助けられ、家族の愛に支えられ、時には彼氏彼女に怒られながら、順調に公演を重ねて来ました。そして今日、皆様にご来場いただいたことを心より嬉しく思っています。
第六回公演「朱天」は前回公演に続く、完全オリジナル台本となりました。今回は脚本・演出をさせていただきましたが・・・これは私の作品ではありません。自分の今までの経験や感動を全て搾り出した台本に、劇団員・客演・スタッフが命を吹き込んでくれた、みんなの作品だと感じています。
ちょっとご挨拶が硬くなりました。私の愛するドラゴンズが優勝しましたので、その話でもしましょう。私が少年ドラゴンズクラブに入会したのは、今から約20年前。エースの小松辰夫と守護神・郭源治が投手陣を支え、ロッテから移籍してきた落合博光がホームランを量産し、セ・リーグを震撼させておりました。・・・あ、もう書くスペースがないですね。ここから盛り上がるのに、残念です。
まもなく開演時間となります。一服しなくて平気ですか?お手洗いは済ませましたか?携帯電話の電源は切っていただけましたでしょうか?準備が整いましたら軽く座りなおしていだいて、リラックスしてもうしばらくお待ちください。
スリークウォーター渾身の自信作、ごゆっくりお楽しみ下さい。
脚本・演出 スリークウォーター代表 山口敦史 |