スリークウォーター 第4回公演
「熱海殺人事件
〜モンテカルロイリュージョン〜」
作:つかこうへい
演出:清水みき枝
CAST
木村伝兵衛部長刑事 山口敦史
速水健作刑事 斉名高志
水野朋子婦人警官 布袋田雅代
容疑者大山金太郎 境太郎(劇団だっしゅ)
アキオ 水無森明人
デン助&ナレーション 増田修一(DELUXSHU)
看守 湖玉祐介
2006年12月1日(金)〜3日(日)
12/1(金)19:00開演
12/2(土)14:00&19:00開演
12/3(日)14:00&18:00開演
場所:北池袋新生館シアター
|
当日パンフレットより
大学時代、日本酒バーで働いていた。中野と歌舞伎町の2店舗を行き来していたのだが、
おもしろいのは、深夜3時を回った歌舞伎町。
男なのか、女なのか、恋人なのか、客なのか、本気なのか、営業なのか・・・
映画よりもおもしろい人間模様が、カウンターでグラスを拭く私の目の前で繰り広げられるので、閉店までの3時間はあっという間。家に帰ってからも興奮して眠れなかったのを覚えている。
いろんな人間がいるんだな。みんな必死で生きてるんだな。と、つかこうへいさんの作品を演出すると、あの時の興奮した気持ちが甦ってくる。
あれから10年。人生の先輩からいわせたら、ちっぽけな私かもしれないけど、確実に歳はとった。平凡な家庭をもって、田舎ででも暮らしていたら、なんの苦労もないかもしれないけど、刺激を求めて芝居をしている。
スリークウォーターは、そんな人間達が、集まった。
おとなしく芝居やってればいいのに、家庭があっても、仕事があっても、体を休めず、土日は稽古する。早く帰ればいいのに、稽古が終わっても、酒を飲む。
それでも何故、芝居をするのか・・・その答えを少しでも感じていただければ幸いです。
本日は、ご来場いただきまして誠にありがとうございます。
スリークウォーター演出 清水みき枝
”スリークウォーター”つまり「4分の3」に欠けている「4分の1」が、客演の役者・スタッフ、そして何より、今日ご来場くださったお客様によって満たされて、また新しい一つの形を成します。
本日はご来場ありがとうございます。主宰の山口敦史です。
スリークウォーターも第4回公演を迎えることができました。応援してくださる皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。前回本公演の後、3度のコント公演を経て、劇団員同士の絆も深まりました。さらに強力な客演陣を迎え、最高のメンバーで今回の公演に挑みます!
まもなく開演時間となります。タバコを一服しなくて平気ですか?お手洗いは済ませましたか?携帯の電源は切っていただけましたでしょうか?準備が整いましたら軽く座りなおしていだいて、リラックスしてもうしばらくお待ちください。
本日はご来場いただき、まことにありがとうございました。
スリークウォーター主宰 山口敦史 |