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ThreeQuarter
 

第3回公演「ハッシャ・バイ」

2006.6/9(Fri)〜6/11(Sun) @Theater IWATO

脚本:鴻上尚史 演出: 山口敦史

照明:仲光和樹 音響: 竹田雄 ダンス振付:マキ

出演

斉名高志・清水みき枝・ 布袋田雅代・赤尾朋紀
水無森明人
林香織(トライアルプロダクション)
會田真吾(Cassiopeia XI's)
東海林梨紗(Cassiopeia XI's)
山口真由(Cassiopeia XI's)

当日パンフレットより

”スリークウォーター”つまり「4分の3」に欠けている「4分の1」が、客演の役者・スタッフ、
そして何より、今日ご来場くださったお客様によって満たされて、また新しい一つの形を成します。
本日はご来場ありがとうございます。主宰・演出の山口敦史です。

さて、世間はワールドカップと夏の訪れで熱を帯びてきました。
サッカー好きは世界の名プレイヤーたちのスーパープレイに瞳を奪われ、サッカーをあまり知らない人でさえ
日本代表の活躍に心を躍らせていることでしょう。私がサッカー部にいたころには考えられないこの熱気。
そんな中、劇場に足を運んでくださたお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。

思えば、演劇というのはサッカーと似たところがあるのかもしれません。
ポジション(配役)があり、みんなでパス(気持ち)をつなぎ、ゴールを決める。そう「お客様に届ける」というゴール。
サッカーも演劇も、一人だけがどれだけ頑張ってもうまくいきません。
選手(役者)たちがピッチ(舞台)でボールをどう受け取るか、受け取ったボールをどう運ぶか、
そして張り詰めた緊張感の中でそれをどこまで楽しめるのか。
そこに興奮と感動のストーリーが生まれるのでしょう。・・・あ!なんかうまいこと言ってますね。イイ感じです。

そんなイイ感じの私ですが、残念ながら司令塔にはなれません。あくまで監督。ピッチには立てないのです。
今日は皆さんとともにスタンドから、仲間の活躍を見守ることにします。
お客様も、私でさえも、観客席にいることを忘れさせてくれるような熱いプレイに期待して・・・。
まもなく開演時間となります。お手洗いは済ませましたか?タバコを一服しなくて平気ですか?
携帯の電源は切っていただけましたでしょうか?
準備が整いましたら軽く座りなおしていただいて、リラックスしてもうしばらくお待ちください。

本日はご来場いただき、まことにありがとうございました。ハッシャ・バイ!

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「♭1〜役者への道〜」


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