東京都練馬区を中心に活動を続ける 社会人劇団 ThreeQuarter (スリークウォーター) のオフィシャルサイトです。
ThreeQuarter



バトルロイヤル公演第五弾
「ダンデライオン〜飛龍伝より〜」


2012年3月18日(日)〜20日(火・祝)
@池袋GEKIBA


1960年安保反対学生運動-
「革命とは人と人が信じることだ。
人が人を許し合うことだ。」

全共闘委員長神林美智子と
第四機動隊隊長山崎一平の間に生まれた子「勝利」は
国会前である男と出会う。
「俺たちの革命は、まだ終わっていない!」

学生運動闘争博物館で明かされる真実。
「あの時、なぜ、あの二人が、愛しあいながらも、
別々の扉を出て行かなければならなかったのか…。
それをその息子『勝利』に伝える為に、
ワシはこの博物館を創った。」

勝利の前で繰り広げられる、あの最終決戦―
館長根元の言うその想いとは・・・。


【出演者】  
(写真の並び順で記載しています)
鶏(にわとり)チーム
有園邦弘・藩地真世・あすか・布袋田雅代・清水みき枝・斉名高志・山口敦史
雛(ひよこ)チーム
森田ゆき子・藤香(研修生)・田村紗雪・神保芳典(研修生)・宮内陽平・山口圭三・稔和
卵(たまご)チーム
大和桃子(研修生)・涼木まりえ・山村とう子(研修生)・神保芳典(研修生)・宮内陽平・山口圭三・稔和
 

 
ごあいさつ(パンフレットより)


昨年の3 月11 日、震災。公演自粛や劇場キャンセルが相次ぐ中、何が私達にできるかを考えた。
いろんな職種の社会人が集まる劇団だから故に、仕事のトラブルや家庭問題が稽古参加に影響した事はあったが、
心折れることなく続ける事が、今の私達にできる事なのだと、2 週間後の公演も予定どおり決行した。
『私たちひとりひとりが時代をつくっている一粒の種なのだ。小さくてもいい。花を咲かせよう。』
そして8 月。そんな想いをのせて書いた「追憶のベロニカ〜飛龍伝より〜」を義援金活動公演として上演。
「ベロニカ」とはつぶつぶの花を上下にいっぱい咲かせる花で、花言葉は「常に微笑みを持って」。
登場人物が25 名だったものを7 名に絞り、個々の闘いを前面に出した作品になった。
タイトルを「ダンデライオン」としたのは、稽古場でさんざん罵られようと這い上がってくる役者の姿や、
環境に追い込まれようが演劇を続けている劇団員の姿が、ダンデライオン(たんぽぽ)のようだからだ。
この二作品のもととなる、つかこうへいさん作「飛龍伝」には、その時代、理想を求めて生きた者達が、
激しく戦いながらも、人を思いやり、許しあい、必死に生きる魂を育てている姿が描かれていて、
どんなきれい事を言っても、結局問題は、自分の日常でしか解決できないだろ、と教えてくれる。
いろいろな想いを抱えて過してきたこの一年間でした。
各々の闘いを闘ってきた役者達。今日は最大の敵『自分の欲』との闘いの日です。
お客様がいてくれるからこそ、できる闘いなのです。
本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。
この春、たんぽぽを道端で見つけたら、この作品を少しでも思い出していただけたら、幸いです。

脚本・演出 清水みき枝


昨年秋に記念すべき第10 回の本公演を終え、バトルロイヤル公演も今回で第5 回となりました。
『社会人になっても芝居をしていたい」という想いでスタートしたスリークウォーターは、
応援してくださる皆様のおかげで、結成から7 年目に突入しております。
ワークショップ「♭1 〜役者への道〜」に研修生の4 人が参加したのは一昨年。さらにJAM、クレッシェンドと
2 度の公演を経て、このバトル公演に挑んでいます。
劇団員としてスリークウォーターを引っ張り、さらに切磋琢磨して実力を伸ばしていく劇団員たち。
それを見て学びながら、追いつき、追い抜こうとする研修生たち。
そこから生まれるエネルギーは3つの塊となり、お客様へと届くはずです。
芝居ができる喜びと、支えてくれる皆様への感謝をこめて、
全力で戦うスリークウォーターの姿をごゆっくりお楽しみ下さい。
本日はご来場いただき、まことにありがとうございます。

代表 山口敦史
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ThreeQuarterワークショップ
「♭1〜役者への道〜」


演劇に触れてみたい方、
基礎力を伸ばしたい方、
劇団員希望の方等々・・・

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1日だけの参加もOK!

初心者も経験者も大歓迎!
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